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News Release 2000/10/25

電池寿命世界最長110時間を実現※1

ポータブルMDプレーヤの省電力要素技術を開発


開発
【要 旨】
松下電器産業(株)は、電池寿命世界最長を実現する、ミニディスク(MD)用省電力回路技術および省電力光ピックアップ技術を開発しました。

【効 果】
システムおよびデバイスの省電力化により、電池寿命が世界最長※1(約110時間)のポータブルMDプレーヤを実現します。
特長

【特 長】
  1. 広範囲のディスク回転速度で、信号再生が可能な、可変速再生技術
    モータの回転・停止を繰返しながらディスクから信号を間歇的に再生する際、従来はモータが一定速度に達するまで信号が再生できず電力を無駄に消費していたが、今回、広範囲の回転速度(0.5倍〜3倍)で信号を正確に再生する技術を開発したことにより、モータの起動途中からすぐに再生して無駄に回転させる時間が短縮するため、システム全体の平均消費電力を低減(当社従来比10%減)

  2. マイコンの消費電力を大幅に削減する、耐振メモリ制御技術
    高速処理を必要とする耐振メモリ制御を、システム制御用マイコンに代わって、LSI自身が高速で効率良く制御する技術を開発したことにより、マイコンは処理負担が軽減し消費電力が大幅に低減(当社従来比65%減)

  3. 再生アンプの消費電力を大幅に削減する、デジタルRFマトリクス技術
    これまで消費電力が多いアナログ再生アンプ(RFIC)で行っていた、光ピックアップ制御信号の生成を、LSIでデジタル演算する技術を開発したことにより、RFICは回路が簡素化し消費電力が大幅に低減(当社従来比50%減)

  4. 微細プロセスを用いて低電圧、低周波数で動作する、省電力回路技術
    LSI各演算処理部の構成や方式の最適化と0.18μmDRAM混載プロセスの採用で、低電圧(デジタル部1.3V)と低動作周波数(従来比1/2以下)を実現したことにより、LSIの消費電力が大幅に低減(当社従来比50%減)

  5. レーザの動作電流を低減する、省電力光ピックアップ技術
    光の利用効率が高く低消費電力である当社独自の1ビーム方式の集積型光ピックアップにおいて、今回さらに新構造の半導体レーザを開発したことにより、消費電力を一層低減(当社従来比30%減)

【従来例】
従来技術による、当社ポータブルMDプレーヤの電池寿命は、約65時間※1でした。

【特 許】
国内: 72件(出願中) 外国: 17件(出願中)

【備 考】
今回の省電力回路技術は、SDオーディオプレーヤなどポータブルオーディオ機器への応用展開が可能。

※ 1…付属充電式電池+付属単三アルカリ乾電池一本併用時

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